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- 2021/10/21
飲酒と薄毛の関係
こんにちは。しかたです。
飲酒と薄毛の関係について書いていきます。
もうすぐ制限解除になりますね。時間を気にせずお酒を飲むのが楽しみな方もいると思います。
「酒は百薬の長」といいますが、そのことわざが髪の成長に当てはまるかは微妙なところです。
影響1、髪の成長に必要な栄養素がアルコールの分解に使われる
体内に取り込まれたアルコールは、胃と小腸で吸収され、肝臓でアセトアルデヒドという物質に分解されます。
アセトアルデヒドは、飲酒による頭痛や眠気、吐き気などの原因となる毒性の強い物質です。過剰な飲酒で分解が追いつかなくなると、不足を補うためにアミノ酸が動員されます。
アミノ酸は髪の成長に欠かせない栄養素です。アセトアルデヒドの分解に多くのアミノ酸が必要とされれば、その分だけ髪に行き渡る栄養素が不足しやすくなります。
影響2、薄毛の原因物質ジヒドロテストステロンが増加する
多量のアルコール摂取により、アセトアルデヒドが分解しきれず体内に残ってしまうと、男性ホルモンの一種であるジヒドロテストステロンが増加すると考えられています。
頭皮に存在する男性ホルモンレセプターと結合すると、抜け毛の指令を出す脱毛因子が増殖します。
つまり、飲酒量が多くなればなるほど、薄毛の原因物質が増殖しやすくなるというわけです。
影響3、糖質の摂りすぎによる血行不良が起こる
過剰な飲酒で懸念されるのが、お酒やおつまみで糖質を摂りすぎることによる肥満の誘発です。
日本酒・ワイン・梅酒・ビールは、その他のお酒に比べて糖質量が多いです。
お酒のみならず食事からも糖質を摂取すれば、その分肥満を誘発しやすくなります。中性脂肪が増えると血液循環も悪化しますから、頭皮の血行不良によって髪に十分な栄養が行き渡らなくなると考えられるでしょう。
影響4、睡眠の質が低下し成長ホルモンの分泌量が減少する
過剰な飲酒は、睡眠の質も低下させます。
睡眠中は、髪や皮膚の成長・修復に欠かせない成長ホルモンが1日の中でもっとも多く分泌される時間です。
深酒によって睡眠の質が下がると、成長ホルモンの分泌量が減少します。
適度なお酒が心地よい眠りへ誘うことはありますが、できることならお酒に頼らず入眠できる睡眠習慣を身につけたいところです。
ご参考いただければ幸いです。
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