アナフィラキシーショックについて│港区新橋駅近くの美容室銀座マツナガ

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2021/12/02

アナフィラキシーショックについて

アナフィラキシーショック

お世話になっております。志方です。

今回は、カラーで稀に起こるアナフィラキシーショックについてお話ししたいと思います。

アナフィラキシーショックとは、外部からアレルゲンが体内に入ることで急激に引き起こされる全身性の強いアレルギー反応のためにショック状態になることで、ハチに刺されたり、特定の食物を口にしたり、あるいは薬物の投与などが原因となります。カラー剤に含まれるジアミンが、かぶれ等のアレルギー反応を起こしやすいと言われてます。

ヘアカラーによる「かぶれ」は、頭・髪の生え際・顔・首筋など、ヘアカラーの薬液が直接接触したところや、洗髪時のすすぎ液が接触したところに、かゆみ・はれ・赤み・ブツブツなどの症状がでることをいい、かゆみしか感じないこともあります。

かぶれがアレルギー性接触皮膚炎の場合、染毛６時間後～半日後くらいよりかゆみを感じ、その後にかゆみ・はれ・赤み・ブツブツなどの炎症状が出始め、染毛の４８時間後に最も症状がひどくなります。

さらに症状がひどいと、顔全体が腫れたり、頭皮から滲出液（しんしゅつえき）が出たり、薬液等の接触していないところまで皮膚炎が拡大したりすることがあります。

対策としては、以下の方法が挙げられます。

○カラー剤を頭皮につけない

○マニキュアやカラーバター等アルカリ性以外のカラーにする

○保護クリームを頭皮に塗る

ご参考いただければ幸いです。