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- 2021/12/31
除夜の鐘
お世話になっております。志方です。
もうすぐ年越しですね。そこで今回は除夜の鐘について調べてみました。
除夜の鐘は、大晦日の夜に寺院の梵鐘をつく日本仏教の行事の一つ。
除夜とは大晦日の夜のことを指し、多くのお寺では1年間を振り返って感謝の気持ちを表す除夜法要、除夜会(じょやえ)といった、その年最後の法要を勤めます。
その歴史は古く、もともとは中国・宋の時代の末期頃に始まった鬼払いの文化で、日本には鎌倉時代の頃に伝わったと言われています。室町時代には仏教行事として一般化され、江戸時代には多くの寺院で行われていたようです。
古来より時報として鳴らされていた梵鐘の音は、単に正確な時を人々に知らせるだけでなかったのでは、と言われていたそうです。
梵鐘の梵は、サンスクリットの神聖・清浄が語源。鐘の音は仏様の音や声を連想させるものであり、その響きを聴く者は一切の苦から逃れ、悟りに至る功徳があるとされていました。
多くの寺院では、除夜の鐘が108回つかれています。この「108」という回数の理由は諸説ありますので、代表的なものを紹介します。
諸説ある中よく知られたものとして、煩悩とは、眼(げん:視覚)耳(に:聴覚)鼻(び:嗅覚)舌(ぜつ:味覚)身(しん:触覚)の五感+第六感ともいえる意(い:意識)による六根(ろっこん)から生じる心の働きによって生み出されると考えられています。
ここから起こる感情は好(こう:良い)悪(あく:悪い)平(へい:どちらでもない)の3つに分けられ、さらにその状態は染(ぜん:汚れたこと)浄(じょう:清らかなこと)の2つに分けられます。
また、煩悩によって人は過去・現在・未来の三世(さんぜ)によって悩みや苦しみが続くと考えられており、つまり計算をすると、6(六根)×3(良・悪・平)×2(染・浄)×3(三世)=108になるのです。
もう一つの説は、1年間を表しているというもの。月の数の12、立春や夏至などで知られる1年を季節ごとに細かく分類した二十四節気の数の24、二十四節気をさらに細かく分けた、七十二候の数の72、これらすべてを足した数が108になります。
なお、除夜の鐘をつく回数は108回と決まってはおらず、寺院によっては200回以上つくところもあります。
ご参考いただければ幸いです。
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